起業したら年に一度、税務署へ確定申告をしなければなりません。
確定申告は自分でもすることが可能ですが、専門家である税理士に依頼して代行してもらうことも可能です。
税理士に依頼する場合はもちろん費用がかかります。
自分でできるなら税理士費用を節約した方が良いかもしれないと考える方もいるでしょう。
ひとりの税理士としての意見をご案内したいと思います。
まず、起業の形態が「法人」か「個人事業主」かで大きく変わってきます。
「法人」になると確定申告は「決算」と呼ばれ、自分で確定申告するにはかなり難易度が高いものになります。「法人」で起業する場合は、税理士に頼まないと厳しいと思います。
「個人事業主」であれば、自分で確定申告することはそこまで難しいものではありません。自分で確定申告するのも一つの選択肢として良いでしょう。もちろん業績が順調で忙しい場合は税理士に依頼するのも良いと思います。また、売上が年間1,000万円を超えると2年後に消費税の申告も必要になります。その場合は、自分で申告する難易度がかなり高くなりますので、税理士に依頼する方が無難です。
簡単ですが、私なりの意見です。少しでも参考になれば幸いです。